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投稿タグ:‘英国’

Mrs(ミセス)とMs(ミズ)の違い

3 月 31st, 2009

ウーマンリブ(女性の地位向上を目指す運動)の影響で、マン(man)と呼ばずパースン(person)と呼んだり、ミセス(Mrs)と呼ばずにミズ(Ms)と呼ぶような動きがあると思っていましたし、それはそれで正しいのでしょうが、たとえば、MrsとMsとの違いはそれほど単純でないようなのです。

Ms(ミズ)の場合、Miss(ミス:未婚者)とMrs(ミセス)とを区分せず、Mr(ミスター)と性的に対称となる言葉だと思っていました。

不思議なことに、たとえばヨーロッパの国際会議などの申込フォームを見ると、たいてい、「Mr」「Mrs」「Ms」の3つがあります。これが不思議でした。アメリカでもそういう場合も多いと思います。「Mrs」でも「Ms」でも選べるようになっているのです。不思議と「Miss」は見たことがありません。

どうやら、従来からの呼称「Mrs」を使いたい方のために残しているようなのです。これもひとつのempathy(エンパシー:共感/オバマ大統領が大切にするコンセプト)かも知れません。

1983年に英国イングランド地方のアカデミックな古都・ケンブリッジで、身内の結婚式がありました。

当然、式や披露宴などがあり、知人をお呼びします。ご案内のカードを作るときに、伝統的なMrsの使い方を意味を知りました。

なんと、夫の名前の前につけるのです。たとえば、「John White」さんだったら、奥様が「Mary」だろうと「Jane」だろうと、「Mrs John White」(John Whiteさんの奥様)という称号なのです。もちろん、アメリカ式では「Mrs Mary White」とか「Mrs Jane White」ともできますが、英国の伝統的な表現だと、女性の名前の前にMrsをつけた場合、未亡人に対する呼称になってしまうそうなのです。

したがって正式には「Mr & Mrs John White」になるわけです(米国式はピリオドをつけますが、英国式はピリオドなしです)。

つまり、正式には「Mrs」を使うと女性の名前が消えてしまうのです!びっくり。

もちろん、日本の場合でも、家系図なんかを見ていると「女」しかなかったりします。もちろん、実際には名前はあったでしょう。でも、対外的に名前を出さないのです(さらしたくないため?)。

単純に地位が低いからとは言えないでしょう。女性の名前を外に出さない習慣があったとも言えるかもしれませんが、このようなことを知ると、MrsとMsの違いがしだいにわかってくるのではないでしょうか。

Mrsは夫に依存した呼び方ですが、Msは個人として独立した呼び方なのです。

(http://blog.betalabo.com/ 記事より)

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エジンバラのホテルでの問答

3 月 30th, 2009

ずいぶん昔の話なのですが、兄(現在、在フィリピン日本大使館公使・総領事)の結婚式を古都ケンブリッジで開き、その後両家で英国スコットランドを旅行していたのですが、その途中立ち寄った、エジンバラのホテルでのことです。

私はスコットランドは初めてだったのですが、とりたてて、英語の違いは感じていませんでした。いわゆるブリティッシュ・イングリッシュが聞き取れれば問題なさそうです。

ホテルでチェックインしたあと、翌日の朝食をどうするか、ホテルの女性クラークから聞かれました。

何と英語で言ったか覚えていませんが、おそらく「Yes, please.」とでも言ったのでしょう。

すると

Will ten to [i:t] be OK?

と尋ねてきました。[i:t] はもちろん、食事の話ですから eat しか考えられません。

どういう意味なのか、とっさにはわからず、つい、聞き返してしまいました。

Do you mean ten ‘minutes’? (10分という意味ですよね?)

すると

Yes.

というのです。そうすると、

Will ten (minutes) to eat be OK?

つまり、「食べるのは10分でいいですか」と聞かれたことになります。

OK, we can try. (ええ、10分で食べるように頑張ってみますけど)

とでも答えたような気がしましす。

が、一瞬して、わかりました!クイズの答えがわかったようなものです。

Ah, ten to eight? (8時10分前?)

すると

Yes, ten to [i:t]!

うーん。びっくり。

「8」のことを [eit] ではなく [i:t] とスコットランド英語では発音するのです!

オーストラリア英語では「day」の [ei] が [ai] になる話はよく聞かれていると思います。

また、ニュージーランド英語では、ten の発音が、日本人には [ti:n] と聞こえます。

このように母音が違う場合は、全然別の語のように聞き取れてしまいますので要注意ですね。

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