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英語で話すコツ:感謝する相手と感謝の表現を考えておく

英語は日本語のように尊敬語がないので確かに話すのが楽な面があります。

でも、決して思いやりをもって話さなくていい、というわけではありません。

自分がドアを開けてビルあるいは部屋に入ろうとしたとき、そのドアが閉まりそうになっていて、後ろから人が入って来ようとしていたらきっと、ドアを開けたままにしてくれるでしょう。

そのような配慮がない日本から、海外に行って、そのように気を使ってもらうとすごくうれしく、びっくりした経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

Ladies first だと思うこともあるかも知れませんし、そうではないものもあります。

いずれにしても、たとえばスピーチで、

Ladies and Gentlemen,
(紳士淑女の)みなさま、

と呼びかけて、聞いてくれる人に敬意を表し、最後に

Thank you very much for your attention.
ご静聴ありがとうございました。

のように謝意を伝えることは、英語で話す場合でも必要な配慮です。

戦後、アメリカのフランクな英語が入ってきたためでしょう、

Yes, sir.

と言える日本人がほとんどいません。

日本で英語教育を受けた人は1%も言えないでしょう。

もちろん、そのように言うよう教えられていないからです。

日本語では「はい、かしこまりました」と言える人が、英語を話すととたんにフランクになるのは、逆にびっくりするシーンもあります。

I am pleased to meet you.
お会いできてうれしいです。

I am honored to see you.
お会いできたことを光栄に存じます。

敬意をはっきりと伝えることも英語を話すマナーです。

また、スピーチのときは、日本語と同じで、参加者の中での序列のようなものがあり、

The Headmaster, the members of staff, my colleague students, …
校長先生、職員の皆さん、仲間の生徒諸君

のように、序列の順番通りに敬意を表すことで、スピーチをはじめ、必要により、最後でも、もう一度感謝を表すこともあります。

面倒くさい、とお考えでしょうか?

世界中このようなことで、あまり違いはないと思います。

ひれ伏す必要はまったくありません。

しかし、敬意や謝意を表すことは世界の(グローバルな)マナーなのです。

その上で、人と人としては、同等であることを示すのもマナーです。

これは少々難しく感じるかもしれませんが、見下したり、見上げたりしないことが対等な関係を保持していることを示すとても大切なマナーであることをお伝えしたいと思います。

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