理想は赤ちゃんの言語習得
赤ちゃんが言葉を学ぶときに、文字が必要だったでしょうか?
早く字を覚えてほしいとして、話す都度文字を見せることをやっていたらどうなるでしょうか?
そのようなことをやり続けたいと思いますか? やるべきだとお考えですか?
ひょっとして、あやまった言葉づかいを習得しないよう、幼年期あるいは学童期に、辞書を引くことをさせ続けるとどのようになるでしょうか?
実際にそのような小学校があることをご存じの方もいらっしゃるでしょうが、私は賛成しません。
辞書依存症に育ててしまうことは、誰しもが想像できることです。
山のような付箋をつけた辞書を持ち歩く子供たちから、辞書という「補助輪」を取り上げるときのことを考えると、私は心が痛んでしまいます。
私たち日本人が英語という教科を学ぶにあたり、文字に依存した学習を行ってきたことがお分かりいただけたでしょうか? また、母国語でない外国語を学ばせるときには、どれだけ不自然な方法を行っているかおわかりいただけいただけたでしょうか?
では、母国語でない言葉を学ぶには、わかるようになるまで、ただ聞き続けさえすればいいのでしょうか?
かなりの時間をかけ、かなりのバリエーションを聞かせ続けないとならないでしょう。それでも、しないよりもちろんましです。
でも、意味が取れないものも、自分が聞き取れる速さより速いそくどの発話も追い付いていかないとなりません。
理解でき、話せるようになるまで、自然な英語を聞き続けることが唯一の学習方法でしょうか?
みなさんは、もちろん、そのために教材がある、とおっしゃるでしょう。
そのとおりです。
教材を使って、段階的に、ステップアップしながら耳慣らしをしていくこと、そして、難しい語彙をよりやさしい語彙の言い換えまたは意味の付加により理解していくことを進めていけば、効率的に学べることは想像できるでしょう。
「ききまね英語」とは、単に「聞こえる音を真似するだけ」の英語学習ではありません。
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