Archive

過去の記事:8 月, 2009

小学校への英語授業の導入

8 月 14th, 2009

2011年から、外国語活動という名称で、実際は英語が小学校5、6年生に教えられるようになりました。いわゆる英語の小学校義務化です。

いま私の手元に文部科学省の「小学校学習指導要領解説 外国語活動編」というものがあり、これがいわばガイドラインとなっています。

ポイントをいくつかご紹介します。

【経緯】

<1> 中学・高校での「文法知識の習得と読解力の養成に重点が置かれ過ぎていること」への反省が書かれていますが、大学においても実践的な能力付与の欠如も指摘されています。つまり、ちゃんと話せるようにする機能を教育機関が果たせてこなかったという「大反省」がされています。

<2> 国際理解教育の一つとして英語教育も位置付けるということと、

これまでの取り組みなどについて述べられています。

【小学校5・6年生の単位】

英語を原則として年35単位時間の授業を行うことが定められました。

【目標】

<1> 言語や文化について体験的に理解を深める
<2> コミュニケーションを図ろうとする態度を育成する
<3> 音声や基本的な表現に慣れ親しませる

このような表現になっていますが、

・ペーパーテスト重視、音声や伝達軽視のこれまでを反省し、
・コミュニケーション力を高めていく

という方向性が明確に示されています。

また、「指導計画の作成と内容の取扱い」という項目の中で、

(6)音声を取り扱う場合には、CD、DVDなどの視聴覚教材を積極的に活用すること。その際、使用する視聴覚教材は、児童、学校及び地域の実態を考慮して適切なものとすることと書かれてあり、その説明の中で、

「CD、DVDなどの視聴覚教材の積極的な活用も極めて大切である」

とはっきりと記述されています。

・・・

このように、高いコミュニケーション能力を得るために、CDやDVDも積極的に活用してほしいとのメッセージが明確に出されたわけです。

小学校は特に音声を重視した学びを求めていますが、中学校の学習の前倒しをしないよう求めつつも、

2013年には、高校の英語授業は原則英語で行う

ということも決定しています。

いよいよ、英語が自然に聞けて話せなければならない時代になってきたと言えると思います。

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin これまでの英語教育の問題点 , ,

なぜ「自然でなめらかに英語を話すこと」が目標か

8 月 14th, 2009

ききまね英語の目標は「自然でなめらかに英語を話す」ことです。

これは、当たり前すぎる目標です。

たとえば国語という学科の目標は「自然でなめらかな日本語を話す」というような設定をすることはないでしょう。なぜなら、日本で普通に生活をしていれば、「自然でなめらか」を獲得できるからです。

英語漬け生活をせずに「自然でなめらか」を獲得するのはむずかしいのですが、英語圏で普通に生活をしていたら、よほど日本語生活や日本人社会にどっぷりいない限りは、大多数の人が「自然でなめらか」に話せるようになるでしょう。

ただし、日本語を使って考え、日本語を話し続ける限り、なかなか獲得できない面もあります。

そうなんです。日本語を使うことが、実は「自然でなめらかな英語」を話せない状況にしているのです。

ききまね英語のレッスンでは、きれいな画像をたくさん使い、英語でおしゃべりを続けていきながら、日本語が入ってこないように気を付けています(400マスターは例外として日本語を使用していますが)。

ところで日本人は「発音」をとても大切なものだと思っています。

英語の発音が難しいから、ネイティブの自然な英語を聞いて、耳から覚えるべきだ、という主張がちまたにあふれています。

また、ネイティブの発音を聞き流していけば、いずれそのように突然話せるようになる、といった考えすらあります。

本当にそうでしょうか?(私は「ものまね」と「おしゃべり」と「視覚刺激」が大切と考えています)

確かにいい発音の方がいいに決まっています。でも、日本人の英語が敬遠されているのは、発音ではないのです。

なめらかでスムーズでないことなのです。そのことが日本人の英語が聞きにくいものだと思われている理由なのです。

私はイギリス人教師から、ずばり、そのことを教えてもらいました。率直に弱点を指摘してもらえるのはありがたいと思います。

日本人の英語の弱点は「なめらかでないこと」であり、「発音が悪いこと」は大きな問題ではないのです。

インド人はインド人の、アフリカ人はアフリカ人の発音で英語を話します。

でも、よどむことなく話し続け、聞く側は、慣れてくればその音に慣れてくれます。

また、文法的な誤りも、誤解を生じない限り、重大な問題にはなりません。

でも、ガタン、ゴトンと、止まったり、走ったりする話は、聞く側がかなりつらいのです。

どんなときにそのようになるか? お分かりですね。

そうです。つまったときに、日本語と英語を行ったり来たりするからです。

実は、基本的な語彙と文法を学び、英語の対話(ある種のキャッチボール)のコツをつかめば、それを回避することができます。

そのためのステップや学び方をお知らせするのが、「ききまね英語」が存在する意味なのです。

ペーパーテストの高得点を目指しているのでも、声優のような「発音」を目指しているのでもないのです。

あくまで、日本人英語の弱点の改善である「自然でなめらか」を目指しているのです。

この目標は、コミュニケーション力重視の文部科学省が策定した指導要領と方向性は一致する(相手にストレスなく伝達できる、という「伝達のパワー」の取得とも言える)のですが、残念ながら、このようなことを、たとえば入試で評価するようなことは、日本では決して行われないのです。

そしてまた、数年後、「コミュニケーション力を!」と教育問題の会合で提言されるのです・・・。

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin これまでの英語教育の問題点 , ,

シンプルな文法

8 月 14th, 2009

ききまね英語400マスターを作ろうと考えたときに、

  • アルファベット
  • 数字
  • あいさつ
  • その他の単語

で構成することをまず考えました。

でも、代名詞や前置詞など、英語として非常に基本的なものをどうするのか、いろいろ悩んだ末、文法というくくりで、英語の特徴を説明するスキットに入れることにしました。文法という言葉は使うものの、できるだけやさしい説明にすることを心がけました。

普通、is や are を表す「be」は、beとして教えるところだと思いますが、「be」という言葉に出会う前に「be」を教えるのは、すごくわかりにくいと思いませんか? ここで英語嫌いを作るかもしれません。

そこで、イコールマークを使って is を説明しました。また、複数のイコールマークは are と読む、のような説明としました。

従来式の説明だと、

  1. be という動詞があることを教える
  2. 原形という概念を教える(わからなくても定義する!)
  3. 現在形という概念を教える
  4. 人称という概念を教える
  5. 数(単数と複数)の概念を教える
  6. 現在形という条件のものと、人称・単複ごとのBE動詞の活用形を教える

という流れになりますが、なんと複雑怪奇! このようにすると、is や are や am を教えるために、抽象的な話が多くなりすぎて、非常にややこしくなってしまいます。

400マスターのスキットでは、なんと、

  1. =1つは is
  2. =がたくさんあれば are
  3. I には am を使う
  4. you は 単数でも are を使う

と教えるだけ、というように、かなりすっきりさせています。

このルールの確認のため we は are、he, she は is、theyは areの説明も軽く入れています(これで現在形については説明されましたが、もちろん、過去形や原形を使った未来形の説明は追って必要にはなります)。

単数形、複数形というものは、日本語にはないものですが、英語やその他の欧米の言語では非常に重要なものです。

英語を話すようになるときに、必ずつまずき、間違えるのが、この単複の問題です。ですから、このBE動詞の活用が一番基礎的で重要だと考えています。

私は、少なくとも中学英語まで、こんな教え方でもいいのでは、と思います。

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin ききまね英語的な学習法, 理想的な言葉の学び方 , , ,

ABCの読み方:「フォニックス」的な方法

8 月 14th, 2009

これまで日本人は、(昔の英米人も同様に)ABC(アルファベット)を覚えるときには、

エイ、ビー、シー

と文字の読み方を発音して覚えました。
でも、この方法でABCを覚えると、英米人でも、たとえば「A」「a」という文字を見ると、子どもは、「エイ」と発音してしまい、なかなか正しく文字を読めない、という問題があるそうなのです。

その問題をいくらかでも解決するために編み出された方法が、フォニックスと呼ばれる方式です。

たとえば、Aは「ェア」(Apple の Aの音)と発音するようにします。Bは「ブ」(Book の Bの音)、Cは「ク」(Cat の Cの音)のように、割合、発音される確率が高い音で覚えるのです。

もちろん、これにも短所があって、Eなど

・English の「イ」
・entrance の「エ」
・centerの曖昧母音「ゥ」

などがあるため、正しくヒットしない場合が3割ほどあります。

それでも、文字の読み方

エイ、ビー、シー

だけで覚えるよりも、正しく読める確率が高まる(7割ほど)ので、こちらの方法がよい、と考えている英米人の英語教師が多くいて、このようにABCを教えるやり方が行われているようです。

(詳しくは「フォニックス」で検索してみてください)

ただし、英語の発音は特例が多すぎるので、すべて個別に覚えていく流儀もあります。

私自身、フォニックスの方法を二十数年ほど前に、イギリス人の英語教師から教えてもらいました。私が青年海外協力隊でアフリカにいたときの話です。彼が自分の子供にABCをどう教えているか、私に教えてくれたのです。とても、興味を持ちました。

「ききまね英語400マスター」では、その時に知ったこの方法を少し改良してみました。

少々複雑なのが難点ではありますが、これできっちり学べば、かなりうまく単語が発音できますよ!

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin ききまね英語的な学習法, 理想的な言葉の学び方 ,

自宅で教材学習を続けるためのコツ

8 月 14th, 2009

ききまね英語の教材では、明るいきれいな画像がたくさん使われています。

楽しく、そしてリラックスして勉強できるものを教材として選び、なによりも、学習を続けていただきたいと願っています。

たとえば、ききまね英語400マスターは、緊張して「お勉強!」しなければならないものでは決してありません。

それでも、飽きがきたり、他に興味やしなければならないことがあると、続けられなくなることもあるでしょう。

今回は、コツコツと続けていくための方法を4つご提案します。

【1】制限する方法

たとえば約束事を決める、というものです。

~曜日の~時から・・・だけ「400マスター」をする、などと決めることですが、もちろん、学習者本人が決めなければ意味がありません。

このように制限する場合は、必ず守れるように、ゆるい(守れる)決まり事にするのがいいでしょう。

【2】自由にする方法

やり方をいつもと違う方法でやってみる、というものです。

気乗りしないときもあるでしょう。そんな時、全スライドをプレイする、という方法もあります。

バックグラウンドで絵だけ流してもいいでしょう。

思い出したものだけ、英語を言ってみるでもよし、PDFのプリントアウト(400マスターには付属しています)を絵を眺めてみる、など、何でもいいです。

お菓子を食べながらでも、ジュースを飲みながらでもOKです。見て、反応することが大切です。

仮に、声を出していなくても、聞いているだけでもいいのです。頭は反応していますので、すぐに声に出したくなるはずです。

【3】得意なものだけやる方法

ABCが得意だったり、あいさつが得意だったり、スキットによって、好き嫌い、得意、不得意が出てくるものです。

ある程度、似たものを集めていますので、たとえば動物が好きだったらそのスキットだけをやってみるのもいいでしょう。

好きなスキットは、音を消して、自由におしゃべりさせてください。発音を間違っていてもかまいません。

後をつけてではなく、自分から話せるようになったら、これはしめたものです!

【4】記録に挑戦する方法

学習者の性格にもよりますが、もし、記録へ挑戦することにがんばるタイプの方の場合、何分続けたとか、何スキットやったとかを記録しながら、達成感を味わうことも、続けていくためのコツの1つです。

記録を更新したときは、もちろん、よろこんだり、ほめたりしましょう。

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin ききまね英語的な学習法, 理想的な言葉の学び方

400マスターをリリースします。

8 月 13th, 2009

ききまね英語の第2作「400マスター」をリリースします。

この商品は、ご案内している通り、まさに初めて英語を学ぶお子様でも、ききまね英語式に、自然な感覚でDVD学習できるように考慮して制作したものです。

ですから、基本的に大人の方は不要だと思いますが、たとえば、学生時代にちゃんと英語を学べなかった戦中派の方とか、本当に一から学びたい方、あるいは、学び始めたけれどもつまずいてしまった中学生のお子様など、利用する価値はあると思います。

20スキットで400の単語と表現(あいさつや文法説明なども含む)を学べるようになっています。下の3人の子どもたちに、イメージキャラクターになってもらっています。

追って、ポイントなどをこのブログでもお知らせしたいのですが、リンクを結びましたので、下の画像をクリックすると出来立ての案内ページへジャンプします。

ききまね英語400マスターの子どもたち

ききまね英語400マスターの子どもたち

↓ リンクをクリックしてください 。人気ブログランキングへ一票投じられます!↓
人気ブログランキングへ

admin ききまね英語的な学習法